708.ベトナム、ウイルス耐性有望系統をタイニン省に植えつけ

2019年10月14日

農業遺伝学研究所では、CIAT(国際熱帯農業センター)から導入した系統(12系統)、ベトナム在来系統(40系統)、変異系統(39系統)と3種のコントロール系統(比較の基準とする株)をベトナムのウイルス病感染地タイニン省に持ち込み、キャッサバモザイクウイルス病に対する耐性の評価試験を行ってきました(No.502)。その収穫データ(収量、デンプン含有率など)を分析した結果、モザイク病徴を示すものの現地環境に適応し十分な収量も得られそうな有望系統が発見されました(No.672)。今般、それらの有望系統をふたたびタイニン省で植えつけ、選抜試験をつづけました。

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植え付け作業風景

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植えつけ後