794.ベトナム、ウイルス病耐性品種開発のための栽培試験つづく

2020年1月15日

農業遺伝学研究所では、CIAT(国際熱帯農業センター)から導入した系統(12系統)、ベトナム在来系統(40系統)、変異系統(39系統)と3種のコントロール系統(比較の基準とする株)をベトナムのウイルス病感染地タイニン省に持ち込み、キャッサバモザイクウイルス病に対する耐性の評価試験を行ってきました(No.502)。その収穫データ(収量、デンプン含有率など)を分析した結果、モザイク病徴を示すものの、現地環境に適応し十分な収量も得られそうな有望系統が発見されました(No.672)。今般、それらの有望系統をタイニン省で植えつけ(No.708)、第2回目の選抜試験が続いています。

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