823.ベトナム、ドンナイ省のストック種苗・健全種苗PCR検査

2020年2月20日

2019/2020年期のストック種苗と健全種苗の健全性をチェックするため、フンロック農業研究センターとノンラム大学の共同チームが各圃場で採取したサンプル(No.820)をPCR検査しました。その結果、ストック種苗として位置づける3品種のうち2品種についてはウイルス病に感染していないことが確認されました。検査で陽性が出たサンプル群もありますが、今回の検査はバルク検査(No.438)ですので、実際の感染率には幅があります。とはいえ、感染の可能性が確認された株はすべて除去処分し、感染が確認された圃場の株については、プロジェクトのストック種苗とはみなさないこととしました。

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フンロック農業研究センターのスタッフとPCR検査手順を確認するノンラム大学の連携研究員チエンさん(No.699)

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サンプルからDNAを抽出する作業

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サンプルからDNAを抽出する作業

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九大から寄贈されたサーマルサイクラー(No.724)が早速活躍