885.ベトナム、タイニン省でウイルス耐性有望系統の評価

2020年5月8日

農業遺伝学研究所では、CIAT(国際熱帯農業センター)から導入した系統(12系統)、ベトナム在来系統(40系統)、変異系統(39系統)と3種のコントロール系統(比較の基準とする株)をベトナムのウイルス病感染地タイニン省に持ち込み、キャッサバモザイク病に対する耐性の評価試験を行ってきました(No.502)。その収穫データ(収量、デンプン含有率など)を分析した結果、モザイク病徴を示すものの、十分な収量も得られそうな有望系統が発見されました(No.672)。2020年1月、それらの有望系統をタイニン省で植えつけ(No.708)、第2回目の評価試験が続いています。

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