第6回Joint Coordination Committee(JCC:合同調整委員会)会議の開催-対面とオンラインのハイブリッド型で-

2021年4月26日

2021年4月20日に第6回JCC(Joint Coordination Committee:合同調整委員会)を開催しました。JCCとは、プロジェクトの最高意思決定機関で、プロジェクトに関わる保健省職員、開発パートナー、JICA関係者などが集まり、これまでの経過や今後の計画について報告し、承認を得る重要な会議です。2020年2月の第5回JCC以降、新型コロナウイルス感染症の影響で開催できていなかったため、約1年ぶりの開催となりました。今回は、新型コロナウイルスの感染拡大により、関係者一同が一箇所に集まることを避け、アンゴラの首都ルアンダ市内の大きな会場を借り、メイン会場としました。国家公衆衛生局職員やルアンダ州保健局職員はそのメイン会場から参加し、その他の関係者はオンライン(Zoom)で参加しました。総勢35名が参加しました。初めてハイブリッド型でJCCを開催することとなったため、インターネット環境等の不安がありました。アンゴラでは特に雨の日はインターネットの接続環境が悪くなるため、天候の心配もありました。しかし、雨季で雨が続いていたにもかかわらず、当日は久々の晴天となり、インターネットの接続も問題なく、とてもスムーズに行えました。

プライマリーヘルスケア部部長の開会挨拶に始まり、JICAアンゴラ事務所長の挨拶、国家公衆衛生局による活動発表、各州の活動及び計画の発表、インパクト評価についての発表がされました。また、新型コロナウイルス感染症の影響によるプロジェクトの活動スケジュール、プロジェクト終了時期の延長についても確認・合意が行われました。ディスカッションでは、メイン会場からもオンライン参加者からも、本プロジェクトの意義への賛同を示す意見が聞かれ、母子健康手帳の持続性についても活発な協議がされました。

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第6回JCCメイン会場

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第6回JCCメイン会場

【画像】第6回JCCオンライン参加者