第6回合同調整委員会の開催と8月のプロジェクト活動

2019年9月1日

2019年8月3日、ダッカにて本プロジェクト(略称:TSUIB)の第6回合同調整委員会(JCC)が開催されました。今回のJCCでは、プロジェクト・デザイン・マトリックス(PDM)の指標や文章の見直しを行いました。

現在4年目に入り、中間地点を折り返したTSUIBは、4つのワーキンググループ(WG)から構成されており、毎回JCCの前後に各WGのミーティングやワークショップを開催しています。
各WGの研究活動の推進は、今後それぞれのWGの成果をいかに組み合わせ、プロジェクト全体の成果として集約するかが課題となります。最近では、それを目指して異なるWG間で合同ミーティングを開催するようにしており、今回もJCCの翌日にW2・W4の合同ミーティングが開かれ、今後の活動について活発な議論が繰り広げられました。

また、8月はプロジェクトに大きな変化がありました。2017年2月からプロジェクトでただ一人ダッカに駐在し、本プロジェクトの研究環境の整備やプロジェクト活動の各種調整に邁進された業務調整員の宮良光一郎さんが任期を満了して、8月中旬に離任されました。
当初派遣予定だった2016年7月にテロ事件が起きたため、派遣自体が危ぶまれましたが、予定より約半年遅れてダッカに着任されました。以来2年半にわたり、プロジェクト事務所の立ち上げ、供与機材の受入や現地調達、出張者・研修員の派遣に係る手続き、日本からの専門家渡航の受入準備、各種会議の設営など、様々な場面で活躍して下さいました。
長きにわたり、どうもありがとうございました!新天地でのさらなるご活躍を、TSUIBメンバー一同心よりお祈りしております。

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JCC議事録署名

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WG2 & 4合同ミーティングの様子(1)

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WG2 & 4合同ミーティングの様子(2)