コミュニティ・エンゲージメント・プラットフォーム（CEP）設置に関するガイドライン／マニュアルの作成

2017年8月4日から10月5日までの間、CEP設置に関するガイドライン／マニュアルの作成をローカルコンサルタントに委託して実施しました。CEPとは、行政とコミュニティのつながりを強化するためのプラットフォームであり、コミュニティ内に小さなグループを組織し情報伝達が行き渡るようにすること、ミーティングに参加しやすくすることを目的としています。本委託業務では、ガイドライン／マニュアルの作成のために、県及び地区の地方行政官にCEPについての説明を行い、設置に関する聞き取り調査を行いました。パイロット地区にて地区関係者及び村人にも集まってもらい、CEPについて意見を出してもらいました。

調査では、CEP設置に対しては賛成の意見が多く聞かれましたが、実際にコミュニティでグループを立ち上げる段階ではいろんな障害があるのではないかという意見でした。ローカルコンサルタントは、CEPの設置について各コミュニティの地理的条件や広さ、既存のコミュニティグループの分布状況等に応じてグループ作りを行うことを提案しています。パイロット地区でCEPを設置してみて、設置に係るいろいろな問題点を検証し、それからガイドラインを最終化する予定です。