カンボジアでは,建設業、縫製業や自動車部品等の組立産業部門への海外直接投資を中心として、近年、急速な経済成長を達成してきましたが、最近は、国内の産業構造の多様化や高付加価値をもつ産業の創出・育成が急務となっています.しかしながら、これらに対応できる国内の人材不足は明らかで、例えば、製造業では、生産現場で中核となる技術者・技能者や生産ラインのマネージャーが近隣国から派遣されています。今後、周辺地域との競争・協調を見据えつつ、人材に関する産業界のニーズに的確に対応するため、実践的な技能・技術者の育成を目指す本職業訓練プロジェクトを進めることになりました。