カンボジア産業見本市への共同参加

2017年9月9日

2017年9月7日~9日

カンボジア産業見本市(CAMENERGY 2017 In Cambodia)が、2017年9月7日から9月9日までの3日間、プノンペン市ダイヤモンドアイランドコンベンションセンターで開催されました。3日間で総勢約5,000人のビジネスマンが来訪し、カンボジアの国内市場に狙いを定めた、自動化機器をはじめ、コネクターや電線、電子機器や動力機器、照明およびエネルギー技術機器、工具、さらには、重機等の建設機械、住居用施設など多様な製品が展示されました。約200社の企業が見本市に参加する中、中国製品の展示が多いもののイタリア製品やマレイシア製品のブースが目立ちました。日系企業からも数社の出展がありました。各国企業による、カンボジア市場でのビジネスチャンスの販路拡大の意気込みを感じました。

この見本市では、当プロジェクトと訓練機材の開発等の協力関係にある富士電機(株)からの要請により、プロジェクトとして初めて共同参加を行いました。設置されたブースの関係スペースでは、主に富士電機(株)の製品への技術的な質問やビジネスチャンスについての相談が多い中、当プロジェクトの訓練機材を活用した技術指導や人材育成についても問い合わせがあり、当プロジェクトが今後産業界のニーズに応えるためのヒントが得られました。今回出展した訓練機材は、富士電機(株)ならびHAO PHOUNG社と昨年から共同開発した、電気保全検定盤とインバーター制御装置です。すでに、これらを含め4品目を開発しましたが、さらなる改善に向け、今回の産業界の第一線のビジネスマンから寄せされた技術的な質問を今後の訓練機材の開発に役立てたいと思います。

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産業見本市チラシ

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出展ブースへの当プロジェクトスタッフの参加

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当プロジェクトの訓練機材