山田新チーフアドバイザー着任

2018年6月1日

今年3月末で離任した奥村前チーフアドバイザー(以下CA)の後任として、6月1日に日本の厚生労働省から派遣された山田航CAが着任しました。

今年は7月末に総選挙が予定されており、政府関係者は今後選挙活動等に忙しくなってくるため、特にカンボジア労働職業訓練省の関係者や職業訓練校の校長・副校長と面談できるのは実質6月いっぱいが現実的です。そのようなことからも6月はプロジェクトの活動や来訪者等が多く予定されており、特に日本の厚生労働省の技能検定システム移転促進事業のミッションが当地に来訪されました。
この事業では、日本の厚生労働省が現地で活動する当プロジェクトとうまく連携し、特に電気分野については指導員の能力向上と日本の検定事業の啓発促進を図ることで、カンボジア側も日本側もWin-Winの関係となることを目指しています。

山田CAは着任早々、あちこちでのイベントや来客に対応しましたが、着任早々に開催されたNTTIのジョブフェア(6月8日開催;別記事参照)では開会式のスピーチで、早速冒頭と末尾をクメール語であいさつし、カンボジア側関係者に好印象を与えました。また、National TVET Day(6月15-16日開催;別記事参照)でも全く予想していなかったプロジェクト紹介の動画インタビューに複数回応じ、それぞれ短時間のうちにうまく考えをまとめて対応し、早速プロジェクトのリーダーとして活躍されています。

プロジェクトも2015年9月末の開始から2年8か月を過ぎ、これからは後半戦となりますが、山田CAを中心に専門家チームとカウンターパートが一丸となってプロジェクトの成果につながるような活動を進めていきたいと思います。

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労働職業訓練省Sophoan長官への表敬

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NPIC校Phearin校長との面談

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PPI校Yoeun校長との面談

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NTTI校 Sothy校長への表敬