KYT(危険予知)活動のフォローアップ講習を実施

2018年7月19日

7月19日、本年4月に開催したKYT(危険予知)活動研修のフォローアップ講習を、パイロット職業訓練校のNPICにて開催しました。パイロット校3校(NPIC、NTTI及びPPI)、在プノンペンの企業3社から計13名が参加しました。

このフォローアップ講習は、4月に実施したKYT研修の実践成果発表会であり、当日は、参加者が自らの職場や工事現場に潜む危険を見出し、どのように改善するかのプレゼンテーションを行い、質疑応答を行う形式を取りました。このような参加者が主体的に考える形式のフォローアップは、参加者各自が身近な材料を用いて考える機会となり、効果的であったと考えています。参加者間の情報共有が深まり、訓練校の参加者にとっては、企業の現場において実際にどのように安全確保の取組が講じられているかを知る機会ともなりました。また、講習当日は、進行面を含めてNPICの自主性を重視しました。

プロジェクトでは、今後、指導者訓練(TOT:Training of Trainers)という形で、これまでの研修・講習の参加者が指導者の立場となって研修を実施してもらうことにより、KYT活動や5Sの普及啓発を進め、定着させていきたいと考えています。そして、職場の安全衛生の取組が自主的に進展していくよう、努力していきます。

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山田リーダーによる開会の挨拶

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指差し唱和(確認)の様子

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民間企業によるKYT実践報告の様子

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NPIC指導員によるKYT実践報告の様子