NFMS 森林リモートセンシング活動の再開

2020年9月30日

本プロジェクトでは、NFMS(国家森林モニタリングシステム)関連のC/P機関であるDIAF地理情報課職員とともに、衛星画像の分類精度向上に貢献できる衛星画像判読ガイドブックを作成しています。COVID-19の影響により活動を延期していましたが、環境省の勤務状態が正常化したことが確認されたことから、9月から遠隔(Web会議およびメール)で現地との活動を再開しました。再開にあたり9月4日(金)にWeb会議でDIAF地理情報課のメンバーに対してプロジェクト側から活動再開宣言しました。9月の主な活動内容は、判読表のための現地情報を取得するフィールドワークの準備です。数回のWeb会議やメールで相互確認しながら活動を進めました。日本人専門家が方向性を示し、カウンターパート側が主体的に準備を進め、プロジェクト現地スタッフがロジ面をサポートしました。フィールドワーク実施地の候補は、Tsopo州と赤道州(Equateur)です。本格的な雨季が11月から始まりますので、その前に調査終了を予定して進めています。

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Web会議(Zoom)を利用した現地との打ち合わせ風景

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判読表データ取得のためのフィールドワーク対象州(緑で色付けした州)