第2回JCC開催

2022年6月28日

6月28日に、Kinsahasa市においてJICAプロジェクト全体に関する第2回JCC(Comité Conjoint de Coordination)が開催されました。2021年8月から日本人専門家の渡航が再開されたことから、活動の再活性化を促進する機会となりました。JICA本部から栗元職員、またJICAコンゴ民事務所から村上所長、松江企画調査員、Cedric現地職員らが参加。JCC議長である環境持続開発省のBenjamin TOIRAMBE BAMONINGA次官が開会を宣言しました。

プロジェクトメンバーから2つの活動:1)NFMS(National Forest Monitoring Systems/国家森林モニタリングシステム)と、2)PIREDD Kwilu(Programme intégré REDD+/Kwilu州におけるREDD+統合プログラム)の構成、概況を振り返りました。1)についてはMEDD(Ministère de l’Environnement et Développement Durable/環境・持続的開発省)の担当部局である持続開発局(DDD)、森林インベントリー整備局(DIAF)から、2)についてはプロジェクトメンバーとKwilu州環境コーディネーターが発表を行い、参加者からの質問や提案に対応して議論を行いました。とくに、今後は国レベルのNFMSと州レベルのREDD+活動がリンクするように、Kwilu州でもNFMSに関するトレーニングや活動等を行うことが提案され、活発な意見交換が行われました。

第2回JCC会合の結果も踏まえ、今後はNFMSとPIREDDとのリンク、これを支えるKwilu州政府の能力向上・組織開発への支援強化についても検討していきます。

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MEDD次官による開会宣言(JICA事務所所長へ協力への謝意を述べているところ)

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DIAFの発表についての質疑応答