【第39号】ブルトの農家がアセルダ社へのコメの販売をいよいよ開始!!

2018年7月19日

ブルトの農家がアセルダ社に対するコメの販売をいよいよ開始しました。多くの農家は今年もアセルダ社がブルトにコメを買い取りに戻ってきたことを喜びました。彼らは伝統的な儀式のために籾を一旦自宅に持ち帰りましたが、アセルダ社には新米を販売することを保証しました。

リファウ村の農家であるカロリナ・ビエガス氏(62歳)は、今年もアセルダ社がコメの買い取りにブルトに戻ってくることをラジオで知り、生産したコメの半分を自家消費用に保存する一方で、1,113キロの余剰米をアセルダ社に販売しました。カロリナ氏によると、来年は自身が高齢のため2ヘクタールの圃場でコメを生産することは困難とのことですが、コメの販売で収入を得るために、別の1ヘクタールの圃場を農家か親戚に貸し出す計画だそうです。またベマッセ・タシ村の農家であるファウスティーノ・カルドソ氏(54歳)は、小作人として生産したコメの一部を地主に分け与えなければなりませんが、来年もアセルダ社に籾を買い取ってもらえる程に豊作であって欲しいと語りました。ファウスティーノ氏は今回籾を販売して得たお金を子供の学費に使うそうです。

アセルダ社のコメの販売がディリのレストランやホテルに拡大しており、同社は本年ブルトの農家から200~400トンの籾を購入する予定のため、彼らに2期作を行うよう奨励しています。

【画像】

アセルダ社に販売する籾を準備する農家。

【画像】

アセルダ社に販売する籾を準備する農家。

【画像】

籾を計量するアセルダ社のスタッフ。

【画像】

籾を販売して嬉しそうに現金を得る農家。

【画像】

籾を販売してメディアの取材に応じる農家。