【第44号】チャクブ組合による第二回目の総会開催

2018年12月4日

マリアナ地区ボボナロ県のチャクブ農家組合の第二回目となる総会が12月4日にボボナロ県で開催され、フェルナンド農業水産省(MAP)農業通商局長、ボボナロ県知事、農業水産省ボボナロ県代表、マリアナ地区の農家、プロジェクト関係者が出席しました。プロジェクトのカウンターパートである農業水産省(MAP)は同組合の組織強化をこれまで支援しています。

この総会は、役員の改選を軸としたリーダーシップによる組織体制、説明責任、運営管理の強化を目的とし、二年毎に開催されています。中でも、組織体制の強化は、日々の業務の効率を図るために重要と認識されており、今回の総会では、新組合長、秘書、会計、監査役(3名)が選出されました。

チャクブ組合の新組合長に選ばれたボボナロ県オドマウ村長で、自らコメ生産者でもあるシリン氏は、マリアナ地区でチャクブ組合を未だ知らない農家に対して、同組合をより知ってもらえるように働きかけていくと語りました。また、チャクブ組合が将来、自立した農家組合に成長できるよう、MAPと当プロジェクトの継続的な指導を期待しました。

チャクブ組合へと組織が改新される前の組合長(当時はアスと呼ばれていた組合)を務め、ボボナロ県知事でもあるゼフェリンド氏は、新役員に対して、国産米を促進していくと共に、チャクブ組合が他の農家組合のお手本となるような組合に強化されていくよう呼び掛けました。

MAPと当プロジェクトは、チャクブ組合が新組織体制の下、ますます自主的に運営される農家組合となれるよう今後も支援を続け、農業通商局が登録する他8つの農家組合に対し手本となる存在になれるよう期待しています。

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役員の候補者発表の様子

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役員選出のための直接選挙の様子

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ボボナロ県知事から新組合長への役員任命書の授与。

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出席者の集合写真