【第50号】二期作や二毛作を学ぶ!

2019年7月31日

ブルトの地方行政官や農家など合計14名が、7月29日から31日の日程でマリアナIを訪問し、稲の二期作や二毛作について学びました。

当プロジェクトの対象地域は、ブルトとマリアナIです。ブルト地域は、灌漑施設が整備されており、一年を通じて一定の水量を得られるため、農家は稲の二期作や、野菜や豆類の三期作を行うポテンシャルがあります。しかし、農家は、栽植時期の問題やトラクターの不足や、動物による食害の懸念な等を理由に、殆どが一期作に留まっています。一方、マリアナ地域の農家は、制限のある灌漑水量を有効利用し、稲の二期作や二毛作を行っています。

そこで、農林水産省(MAF)とプロジェクトは、ブルトの農家と関係者が、マリアナIを訪問する視察研修を計画しました。研修では、二期作や二毛作(野菜、豆類、トウモロコシ、果物)の様子を観察すると共に、特に一期作後の水の利用や家畜の放牧の管理について、マリアナの農家と意見交換することを期待しました。

研修の参加者からは、今後、二期作や二毛作をする上でヒントがあった、放牧対策で参考になったとの意見が聞かれました。ラレイア農家組合長であるアルフレド氏は、「ブルトでも、家畜対策の慣行規則である“タラバンド(注)”を関係者間で議論しているが、まだ適用されていない。今後は、今回の研修で学んだことも取り入れ、二期作や二毛作が行われることを期待する。」と話しました。

プロジェクトでは、稲の二期作や二毛作を通じて、農家が土地をより有効活用することでより安定した所得を得られるよう支援を続けていきます。

(注)放牧家畜管理に関する社会規範

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野菜栽培を視察

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野菜栽培を視察

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稲の二期作を視察

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ブルト関係者とマリアナ関係者による意見・情報交換

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ブルト関係者とマリアナ関係者による意見・情報交換