E-JUST研究棟活用状況

2014年12月15日

キャンパス建設予定地南端に建設が進められていた研究棟が2014年6月に完工し、現在、活用のための整備が進められています。総床面積2,000平方メートル、全学共通機材、特に電子顕微鏡などの精密機材用ラボ、大型機材をインストールするワークショップ、および化学反応装置などドミトリー地区では運用しにくい機材を持つ専攻のためのラボスペースを備えています。透過型電子顕微鏡、Turn-Mill CenterやUltrasonic Milling Machineなどの大型機材のインストールも完了、エンジニア、学生向けのトレーニングが行われています。

技術部の大型機材に加え、関連する各専攻の機材を研究棟に移す作業も進められています。資源・環境科学専攻では 廃液処理ラボのドミトリーからの引っ越しが完了、また材料工学専攻では毒性のあるガスシリンダーの導入のため屋外の専用ハウジングを設計・設置するなど、特に安全面を重視して運用を開始しています。その他、ダスト対策のための壁面の改修や植林、電源設備の強化など、より理想的な研究機器運用環境を実現するための施設面の整備も引き続き進められています。(松下)

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研究棟外観

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共通ワークショップ

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透過型電子顕微鏡