研究棟ラボの安全設備

2015年5月1日

研究棟内の材料工学専攻ラボには既に機能性化合物合成のためのFischer-Tropschリアクターがインストール済ですが、有毒な一酸化炭素ガスを使用するため、安全委員会の要請により、十分な安全設備が導入されるまで稼働は見合わせることとなっていました。
このリアクターのために設計された強制排気装置の設置、有毒ガス隔離区画の新設、ガスセンサーの導入などが完了しました。日本の大学のラボと比べても遜色ない安全対策を施した、今後の関連ラボのモデルとなるべきもので、類似の設備の導入、安全対策の強化をさらに進めていきます。

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リアクターと排気装置

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排気筒と有毒ガス隔離区画