第4回アフリカ科学・技術・革新・起業会議でのE-JUSTプロジェクトの紹介

2015年11月22日から25日にかけて、第4回アフリカ科学・技術・革新・起業会議（4th African Congress for Scientific Research, Technology, Innovation and Entrepreneurship）がエジプト国首都カイロにおいて開かれました。

11月24日にはJICAの科学技術分野の日本の協力の事例としてE-JUSTが取りあげ、E-JUSTプロジェクトの支援アプローチや現況について、技術協力プロジェクトチームの岡野貴誠専門家が講演を行いました。研究の成果が一定程度出ていること、研究室と住居が一体となった現在の仮キャンパス、大学運営を支える事務職員の能力強化の重要性について聴衆より共感を示すコメントが寄せられました。

同日のプログラムでは、アフリカにおける科学技術分野における研究活動の状況の分析（Hambani Masheleni氏、African Union）、ケニアにおける研究成果の産業への裨益効果（John Ayisi, Ministry of Education, Kenya）、またエジプトのカイロ大学、エルアズハル大学、アインシャムス大学、スエズカナル大学等の研究者より研究成果の製品化や実用化に関する事例紹介が行われました。