博士日本研究滞在プログラムオリエンテーションの実施

2016年3月14日

E-JUSTでは、2012年以降、多くの博士課程学生が、専攻支援大学を中心とした日本の大学に6か月から9か月の間留学して研究を行っており、今年4月末時点でその数は90名を超えています。

これまで、日本への留学に当たり、オリエンテーション等は行われていませんでしたが、手続きや日本でのルール等についての理解不足を補うことで、より有意義で快適な日本研究滞在を実現し、プログラムが持続的に運営されることを目指して、E-JUSTでは、3月14日に今後日本への留学を予定している学生を対象に、第1回オリエンテーションを終日開催しました。

オリエンテーションでは、学長からプログラムの意義やこの制度の有効活用による更なる研究レベルの向上が呼びかけられました。続いて、コーディネーター教員および学生課職員よりE-JUSTと日本で専攻支援をしている4大学(九州大学、京都大学、東京工業大学、早稲田大学)との間で定めた基本ルールや手続き等に関する説明が行われ、日本留学を経験した2名の教員から日本での日常・研究生活に関する経験談が紹介されました。また、JICA専門家も日本での各種手続きや日本での生活上の注意事項、日本人の考え方・働き方に関して説明を行いました。

オリエンテーションに参加した学生からは、疑問解消、不安軽減でき参考になったという声に加え、特に日本との文化的な違いや生活上の注意事項について、より詳細なセッションを期待する声も上がりました。E-JUSTでは、今後、今回の参加者や留学した学生からのフィードバックを反映して、内容をさらに補強・改善の上、各学期初めに定期的にオリエンテーションを行うことを予定しています。

【画像】

【画像】