第2回博士日本研究滞在オリエンテーションの実施

2016年11月7日

2016年11月7日に第2回目となる博士日本研究滞在プログラム・オリエンテーションが実施され、留学を予定している28名の博士課程学生が参加しました。

本オリエンテーションは、学生の本プログラムの位置づけや手続き、日本の大学の受け入れルール等についての理解不足を補うことで、参加学生、受入大学、E-JUST間の雑多なトラブルを減らし、より有意義で快適な日本研究滞在を実現しプログラムの持続的運営を可能にすることを目的に行われるものです。

オリエンテーションは、学長によるプログラムの意義と注意事項の説明から始まり、コーディネーターのDr. Moatazおよび学生課職員より手続きフロー等プログラム自体に関する説明が行われました。また、田中専門家による日本での生活上の注意事項や各種手続、日本人の考え方に関する紹介の後、日本留学を経験した教職員、学生から日常・研究生活に関する経験談の紹介が行われました。

前回の第1回オリエンテーションにおいて、学生側から日本人の考え方や文化的な違いについて、より詳しい追加セッションを希望する声があったことから、今回は、国際交流基金カイロ日本文化センターの日本語教育アドバイザーである池津丈司先生のご協力を得て、「How to deal with Japanese culture」と題した1時間のセミナーをオリエンテーションの一部として行っていただきました。このセミナーは、オリエンテーション対象者にとどまらず、全学生、教職員に公開されたことから、学長はじめ50名以上が参加しました。