EJUST学生向けに日本語夏休み集中コースを実施!

2017年8月20日

EJUSTでは、2018年7月24日から8月20日までの4週間、主に修士課程・博士課程の学生向けに、日本語サマーコースが実施されました。2週間のコースを2バッチ行い、第1バッチ12名、第2バッチ12名の計24名(エジプト人17名、ウガンダ人3名、ケニア人1名、ナイジェリア人1名、タンザニア人1名、ジンバブエ人1名)が参加しました。
この短期集中コースでは、簡単な日本語の挨拶や会話と、ひらがなの読み書きの習得が目標とされました。日本語の文法だけでなく、日本の社会文化の理解を深めるため、「おもてなし」、「清掃」、「改善」といったビデオを見てもらい、日本人の特徴や日本とエジプトの違いなども紹介されました。
学生に参加の理由を聞いてみると、エジプト人からは「これから日本に行くから日本語を学びたい」、「日本に行った時に日本人全員が英語を話せるわけではなかったから、もっと日本人と話せるようになるために参加した」といった理由が多く聞かれました。アフリカ人留学生は「母国では日本語を学ぶ機会がないから参加した」という意見が大半でしたが、「ヤクザ映画を見て日本に興味を持った」という学生もいました。皆、学ぶ意欲がとても高く、積極的に質問していたそうです。
青年海外協力隊員として現地で活躍する望月隊員と藤倉隊員が日本語指導を実施し、2週間という限られた時間の中で、日本語に興味を持てるような雰囲気作りに努め、授業の最後に今後一人で学習を進められるよう自己学習用の教材を紹介してコースを終えました。

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