キャンパス安全・環境対策研修

2018年7月1日

6月23日~29日

新キャンパス第1フェーズの完工が間近に迫る中、E-JUSTは世界に通用する高いレベルの安全・環境保護対策を導入しようとしています。ラボ安全管理については技術部が中心に対応を行ってきましたが、これを新キャンパスのスケールに拡大、キャンパス安全管理・環境保護、有害化合物・ガス管理、ラボ廃液・廃物管理などを行い、また新キャンパスに設置される、エジプトの大学では唯一と言ってよいラボ廃水処理プラント、ラボ環境集中モニタリングシステムを運用する組織づくりが急務となっています。

これらの組織のリーダーとなる人材の育成のため、環境、化学、機械加工という異なったバックグラウンドを持つ3名の若手教員、技術職員を東京工業大学、立命館大学に派遣しました。両大学の安全管理部門、環境保護部門、ラボ廃液、廃水処理施設などを視察、また有害化合物の無害化や貯蔵のための設備を備えたラボを訪問、日本の大学の安全・環境保護対策の実態について学びました。得られた知見はセミナーの形で関連する全教員、技術職員に共有、エジプト随一の高いレベルの安全対策を施した、環境調和型キャンパスづくりのために役立てていきます。

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キャンパス安全管理に関するセミナー(東工大)

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視察したラボ廃液貯蔵施設(東工大)

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ラボ内の安全設備の一例(立命館大)

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ラボ廃水処理施設(立命館大)