センサスの中央研修(CAPMAS地方職員向け)を視察しました。

2016年12月29日

2017年に実施される人口・住宅センサス(国勢調査)の一環である建物調査の開始を来年1月末に控え、2016年12月22日から30日まで中央研修が開催されました。この研修はCAPMASの地方事務所で勤務する職員のうち、2017年1月から開始される各種の調査員研修の指導者となる人たちを対象とした、いわゆる指導者研修になります。プロジェクトは12月29日にカイロ近郊のセッタ・オクトーバ・シティーの研修施設を訪ね、研修風景を視察しました。当日は400名あまりの地方職員が参加し、4グループに分かれてセンサスの実施に向けた調査員の指導方法や調査員の活動状況の管理方法等、CAPMAS本部の職員が講師になり研修に励んでいました。こういった研修を通じて調査員の能力の均質化を図ることは日本でも同様であり、調査を成功裏に納める重要なファクターです。参加者の熱心な研修姿勢からは、調査員向け研修にも期待が持てると感じました。

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中央研修の風景。参加者は泊まり込みで受講する。