東京工業大学による経営工学専攻・学科の支援

2019年6月7日～10日の日程で、東京工業大の飯島淳一先生、田中義敏先生が、E-JUSTの大学院経営工学専攻および学部の経営工学科支援のため、E-JUSTに来訪されました。

6月10日は、E-JUST側カウンターパートであるエルタウィル先生、モハブ先生と共に、E-JUSTプロジェクトフェーズ3のJICA直営専門家である、鈴木副学長、後藤副学長、岩井総括、上原調整員へ、E-JUST滞在中の活動のフィードバックおよびそれに基づく今後の支援についての意見交換がなされました。

6月11日にはE-JUSTにおいて「”Kaizen, Technology, and Innovation” The Japanese Recipe to Egypt’s Industry Survival in the Fourth Industrial Revolution」と題するセミナーをKaizen Institute Egyptと共催。本セミナーにおいて、飯島先生は「Importance of Management of Technology to Industrial Development」と題した講演をされました。このなかで、東工大の先生方と共にE-JUST経営工学専攻が実施しているEMOT（Entrepreneur Oriented Management of Technology）プログラムの紹介がありました。現段階では、EMOTのアウェアネスを高めるための単発での講義、短期のノンディグリープログラムが実施されており、将来的にはEMOT学位プログラムの立上げを目指しています。田中先生には「Prediction on the number of intellectual property applications in Egypt, proposing some hints for future growth」と題したご講演をいただきました。本セミナーにはE-JUST内外から80人ほどが参加して議論が交わされました。

東工大からは、E-JUSTのEMOTプログラムのみならず、E-JUSTの大学院経営工学専攻・工学部経営工学科の教育力・研究力の向上のため、継続的にE-JUSTの教員・学生に寄り添ったご支援をいただいています。