早稲田大学 近藤二郎先生の遺産科学専攻での活動

2019年11月6日

2019年11月2日~11月5日

2019年11月2日(土)から11月5日(火)までの4日間、早稲田大学文学学術院の近藤二郎教授が、E-JUST遺産科学(Heritage Science-HS)専攻の支援のために、E-JUSTに来訪されました。

今回の活動で、近藤先生は、同専攻の運営について、E-JUSTの菊地敬夫先生、アブデルラジク・エルナガー先生らと集中的な協議を行うとともに、E-JUSTカイロ・センターでの同専攻の授業を視察しました。またHS専攻でのフィールドワーク活動準備のため、E-JUSTの周辺に所在するアブ・メナ修道院跡、マルサ・マトローホ博物館、ロンメル博物館、ラメセス2世の遺跡、そして2020年10月の開館を目指している大エジプト博物館を視察されました。

E-JUST遺産科学専攻は、エジプトでは新しい学際的領域であり、エジプトの地の利を活かした日本とエジプトの教育・研究協力が活発に行われる可能性が期待されています。本プロジェクトは、日本の支援大学の協力のもとに、E-JUSTがこのようなユニークな学問領域を拡充し、自立的かつ持続的に発展することを支援しています。

【画像】

アブ・メナ修道院跡を視察する近藤教授

【画像】アブ・メナ修道院跡で遺跡の解説を聞く近藤教授:左から二番目

【画像】学長表敬の様子。左:E-JUSTゴハリ学長、中央:近藤教授、右:早稲田大学 森田教授