国際ビジネス・人文学部で本邦協力大学教員による日本式ゼミの指導

2021年8月2日

国際ビジネス・人文学部では、2020年度秋学期(2020年10月-2月)から、2017年入学の学部第1期生(4年生)に向けた卒業研究プロジェクトのゼミ形式による指導が開始されています。
2020年度春学期(2021年3月-6月)には、本邦協力大学教員も関わりながら、同学部のユニークな教育の特徴である日本式ゼミの要素を取り入れた卒業研究プロジェクトへの指導が行われました。

会計分野では、早稲田大学 大鹿 智基教授が、5月27日(木)にサラ助教が指導するゼミ、6月3日(木)にヘバ准教授、ホサム助教が指導するゼミにそれぞれ参加し、データ分析について講義、演習を行いました。ゼミの最後には研究内容を発表させ、進捗に応じた助言を行うなどの指導が行われました。
7月8日(木)にはE-JUST3名の教員のゼミ学生合同による卒業研究プロジェクト公開発表審査会の予行演習が行われました。
大鹿先生のゼミでは、特に、学生同士がお互いの発表をよく聞き、自らの考えを伝え、質問し合うように促す指導が展開されました。

人的資源管理分野では、早稲田大学 白木 三秀教授が、6月17日(木)、7月5日(月)に早稲田大学白木ゼミの学生(約10名)との合同交流ゼミを実施されました。合同交流ゼミでは、早稲田大学側、国際ビジネス・人文学部側の双方の代表学生がお互いの研究を発表し、意見交換が行われたほか、Zoomのブレイクアウトルームを用いて、エジプト・日本両国におけるキャリア形成など、人的資源管理に係るトピックに関するグループディスカッションが行われました。
白木先生のゼミでは、特に、早稲田大学の学生が自らゼミを企画・運営する様子を見せることにより、学生主体のゼミ運営という日本式ゼミの特徴が展開されました。

このように、本プロジェクトでは、E-JUSTの国際ビジネス・人文学部が、自立的に日本の大学と協力関係のもとにユニークかつ質の高い教育を提供することを目指して、日本式ゼミの展開などの支援をしております。

【画像】早稲田大学 大鹿先生のゼミの様子

【画像】早稲田大学 白木先生のゼミの様子