THE大学インパクトランキング2022(SDG7)でE-JUSTが世界15位にランクイン

2022年5月22日

2022年4月、THE大学インパクトランキング2022が発表されました。本ランキングは、イギリスの高等教育専門誌Times Higher Education(THE)が実施する、持続可能な開発目標、Sustainable Development Goals(SDGs)の枠組みを用いて、大学の社会貢献度をランキングするもので2019年から始まりました。大学がもたらす社会経済的インパクトを測る尺度を、SDGsの17の各開発目標に合わせて設定し、それに基づいた大学のランキングを公表しています。

E-JUSTは2020年から申請を開始し、2022年もSDGsの10の目標に申請しました。2021年の申請大学数は全世界で1115大学、2022年は1406大学と参加大学が増加する中、E-JUSTは昨年同様、総合401-600位を保持しました。申請した10の目標の中で、一番ランキングが高かったのは目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」で、世界第15位(エジプト国内大学では第2位)に躍り出ました。また次にランキングが高かったのは目標6「安全な水とトイレを世界中に」と、目標11「住み続けられるまちづくりを」で共に101-200位(エジプト国内大学では、前者が第3位、後者が第2位)でした。また昨年ランク外であった目標が4つありましたが、今年は全目標でランクインしました。しかしながら、昨年よりランクが下降した目標もあり、学内で要因分析をしつつ、来年の申請への準備をしているところです。THEインパクトランキングへの申請過程そのものを、学内において体系的にデータを収集・蓄積・分析する、大学組織としての能力向上にも役立てようとしています。

「SDGsへの貢献」は、2021年12月の第23回理事会にて承認された大学の中期戦略で掲げている5つの戦略目標のうちの1つでもあり、E-JUSTは持続可能な世界の実現に貢献することを大学の使命、戦略として位置づけ、前進し続けています。

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THE大学インパクトランキング2022(総合)におけるE-JUSTのランク


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THE大学インパクトランキング2022(SDG7)におけるE-JUSTのランク