第24回E-JUST理事会と学長交代式の開催

2022年6月30日

E-JUSTの第24回理事会が、6月14日にE-JUSTのメインキャンパスにて対面とオンライン併用形式で開催されました。理事会はE-JUSTの最高意思決定機関であり、年二回開催されます。今回は7月1日付でアドリー新学長が就任することを受け、理事会終了後の同日午後に、新旧学長交代式典も開催されました。同式典には理事会に参加した理事全員に加えて、エジプトの高等教育大臣、他大学の学長や自治体、産業界等からの招待客等、200名以上が参加しました。

理事会委員は、エジプト側、日本側、各10名の構成で、議長をアブルナガ大統領補佐官、副議長をJICA理事が務めています。日本側理事会委員のうち、前回も現地にて参加された、副議長の井本JICA理事、在エジプト岡特命全権大使に加え、九州大学 清水副理事(総長代理)、広島大学 金子理事・副学長(学長代理)らも、今回は現地にて参加されました。両大学の皆様方にE-JUSTキャンパスへお越しいただくのは初めてであり、理事会前日には、E-JUST学長らとの意見交換会、キャンパス内の教室やラボ、授業風景等の視察も行われました。

理事会当日は、日本大使館関係者、Japanese Business Association in Cairo代表、JICA人間開発部、JICAエジプト事務所、プロジェクトメンバー、エジプト側の委員、E-JUST関係者ら現地参加者に加え、オンラインも含め、総勢80名以上が参加しました。本理事会において、後藤副学長(研究担当)の後任として、福田敏男教授(名古屋大学名誉教授)が就任することが承認されました。

理事会終了後に開催された学長交代式では、エジプト高等教育大臣が、JICA井本理事、岡大使に続いて祝辞を述べられました。会の前半では、「さくらさくら」の演奏も披露されるなど盛り上がり、ゴハリ学長のスピーチでは、E-JUSTの発展を波乱万丈な中、導いて来た8年間を思い出し、今無事にバトンを新学長に渡せる安堵からか、涙で声が詰まる場面もありました。最後に、ゴハリ現学長からアドリー新学長へと、E-JUST校旗と中期戦略(2021-2025)が手渡されて閉会しました。アドリー新学長は7月1日に就任します。

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第24回理事会での現地議長席(下部)とオンライン参加の日本側理事会委員(上部)

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学長交代式記念撮影(中央青いスーツの方がエジプト高等教育大臣。その向かって右側から順に、ゴハリ学長、鈴木第一副学長、後藤副学長、サメ副学長。大臣に向かって左側から順にアブルナガ理事会議長、アドリ-新学長、岡大使、井本JICA理事。

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学長交代式での岡大使の祝辞

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学長交代式での井本JICA理事の祝辞

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ゴハリ学長からアドリ-新学長への校旗と中期戦略の手交