ベースライン調査の実施

2016年12月26日

2016年10月から11月の間、プロジェクト1年目の主要な活動である、ベースライン調査が実施されました。この調査はプロジェクトデザインの形成に必要なデータ収集を目的としたものです。
調査は1)医療施設調査、2)医療従事者満足度調査、3)医療施設利用者満足度調査の3種類があり、プロジェクトがカウンターパートと作成した質問票を用いて、プロジェクトサイトであるラオス南部4県(チャンパサック県、サラワン県、セコン県、アタプー県)の県病院、郡病院、保健センターで実施されました。
ベースライン調査のうち医療施設調査は、カウンターパートである保健省ヘルスケア局および県保健局職員とコンサルタント、プロジェクトの合同チームによって実施され、母子保健サービスの実施状況、レファラルシステム、診療録管理、伝達研修、薬剤在庫管理等に関する現状把握が行われました。

今後、調査結果をもとに、プロジェクト活動および成果指標についてカウンターパートと協議し、プロジェクトデザインを決定することとなります。

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医療施設調査(サラワン県内の保健センター)

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医療施設調査(チャンパサック県内の郡病院)

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医療施設調査での診療録の確認(アタプー県病院)

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医療従事者満足度調査(サラワン県内の保健センター)

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調査施設の事前確認(チャンパサック県の保健センター)