11.Weeklyハイライト

2019年2月20日

2019年1月28日~2月8日

a)The Lao-Japan Waterworks & MaWaSU2 Conference 2019開催

厚生労働省、MaWaSU2及びラオス公共事業運輸省・水道局が2019年2月6、7日に「The Lao-Japan Waterworks & MaWaSU2 Conference 2019」を開催しました。日本からは厚生労働省や日本水道協会、民間企業など約10名が登壇、ラオス国内より公共事業運輸省・水道局や各県水道公社の代表など約60名が参加しました。
この中で厚生労働省とラオス公共事業運輸省は、今後もラオス水道セクター支援に向けて両組織が協力していくことに関して議事録を取り交わしました。この議事録に従って来年度以降も厚生労働省とMaWaSU2は合同イベントを開催し、オールジャパンでラオス水道セクターを支援していきます。

b)第1回組織制度検討委員会(IRC)及び水道セクター開発基金委員会(FFC)開催

成果1「水道行政能力向上」に係る組織制度検討委員会(IRC)及び水道セクター開発基金委員会(FFC)第1回会合が2月5日に首都ビエンチャンで開催されました。
各委員会には、水道分野を所管する公共事業運輸省に加えて、MaWaSU2に始めて参画する内務省や計画投資省、財務省の行政官が含まれているため、第1回会合ではMaWaSU2の概要と各委員会の主旨説明が行われました。今後、各委員会に実務を担当するタスクチームが設置され、活動が進められていきます。

C)第3回技術基準タスクチーム&分科会開催

成果3「水道事業に必要な技術基準が作成される」に向けてのタスクチーム(STT)および成果4「水道公社の水道事業に関する計画実施能力が強化される」に関連する分科会の第3回会合が1月30、31日にルアンパバーン県で開催されました。
技術基準は、ラオス水道法に適する基準を目指し行政、水道公社が協力して作成します。分科会は、水道事業にかかる業務を1.データ管理、2.お客様サービス、3.計画、4.財政、5.水質、6.水道協会の6つに集約し、それぞれ全国の水道公社が取り組めるよう実施方法やテキストを取りまとめていきます。
今回は、昨年12月に開催された全国展開地域Mini Workshop(1.データ管理、2.お客様サービス)の結果報告も行われ、MaWaSU2活動が全国に拡がりをもって実施されていることも確認されました。

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日系民間企業(左)によるラオス全国の水道公社への製品説明

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厚生労働省と公共事業運輸省との議事録の取り交わし

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第1回IRC&FFC会議の様子