24.Weeklyハイライト

2019年9月6日

2019年8月12日~8月23日

(a)第1回MaWaSU2本邦研修「水道行政のあり方/水道セクターの役割分担」実施

MaWaSU2プロジェクトでは1年に1~2回プロジェクト・カウンターパートを日本に招聘し研修を実施する予定です。今回は「水道行政のあり方/水道セクターの役割分担」をテーマに8月17日~24日まで研修を実施しました。公共事業運輸省・水道局ポマー局長を筆頭に中央行政、県行政、水道公社、水道協会(仮)の代表が日本を訪問し、厚生労働省、日本水道協会、埼玉県企業局、さいたま市、川崎市上下水道局、神奈川県広域水質管理センター、横浜市水道局から講義を受けました。チーフアドバイザーの園田専門家が全行程帯同し、グループ討議をファシリテートするなど、活発な意見交換が行われました。研修最終日には、日本水道新聞の取材を受け、今後記事が掲載される見込みです。

(b)JICA教師海外研修スタディツアー受け入れ

JICAは小中学校および高校の教師を対象に海外研修を実施しています。中国・四国地方の先生方14名が8月7日~17日までラオスを訪問し、各地のJICA事業の視察やホームステイ体験を行いました。MaWaSU2プロジェクトへは8月14日に訪問。ラオスにおける水道分野の歴史と現状、MaWaSU2プロジェクトの概要を説明しました。教師海外研修の目的は、現地(今回はラオス)を訪問し国際協力への理解を深めるとともに、学びを日本に持ち帰り教育の場で生かすことで生徒の開発課題や日本との関係、国際協力への意識を高めることです。日本の水道普及率はほぼ100%でどこにいても蛇口から安全な水を利用することができます。対してラオスの水道普及率は約25%。普及率の拡大と、既存の水道事業の持続的運営という課題に向かい合っているMaWaSU2プロジェクト。日本の支援の現場での想いが、日本にいる生徒や学生に届くことを願います。

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a-1 本邦研修初日JICA東京センターでの集合写真

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b-1 教師海外研修・プロジェクト説明の様子