33.Weeklyハイライト

2020年2月6日

2019年12月16日~12月27日

(a)カムアン県水道公社:水道教室を開催・鈴木短期専門家が訪問

カムアン県水道公社による水道教室が2019年も実施されました。12月24日にキンダーウォン小学校で実施された水道教室は2014年から通算して11回目です。同じ週にカムアン県水道公社でOJT活動を実施していた鈴木短期専門家もMaWaSU2専門家代表として参加し、水道教室終了後の振り返りでは「子供たちの目線で話したり実演できていたので趣旨はしっかり伝わっている」と講評しました。水道教室は子供たちに水道の大切さや浄水過程を伝えることにより、家庭でのコミュニケーションを通じて地域全体の水道事業への理解や水道料金支払いの促進に寄与するためとても意義のある活動です。カムアン県水道公社を含め全国の水道公社で実施されています。

(b)パイロットプロジェクト:PPEC会合、施工管理支援会合開催

「施設整備事業における能力向上」を目指す成果2の活動として実施されるパイロットプロジェクトの評価委員会(PPEC(Pilot Project Evaluation Committee))会合が12月24日午前、施工管理支援会合が同日午後に開催されました。PPEC会合は今回で10回目になります。全国18都県から選ばれた3県(南部:サラワン県、中部:ボリカムサイ県、北部:ポンサリー県)への詳細設計・入札図書作成支援巡回の結果報告と今後の施工予定が報告されました。施工管理支援会合は今回で3回目。上記採択3県の施工管理を支援するため、パイロット水道公社(南部:カムアン県、中部:首都ビエンチャン、北部:ルアンパバーン県)から施工管理経験の豊富な技術者が選出され支援にあたります。パイロットプロジェクト実施契約書に記載される施工管理支援の役割と責任について説明がなされました。

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a-1 カムアン県水道公社による水道教室終了後の集合写真

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b-1 施工管理支援会合の様子