34.Weeklyハイライト

2020年2月12日

2020年1月6日~1月18日

(a)第11回STT&第9回SC ルアンパバーン県にて開催

2020年最初の大きな会合は、成果3「水道事業に必要な技術基準が作成される」に向けての技術指針タスクチーム(STT)および、成果4「水道公社の水道事業に関する計画実施能力が強化される」に関する分科会(SC)会合でした。1月14日、15日の2日間に亘り、第11回STT&第9回SCをルアンパバーン県水道公社にて開催しました。半年後の第4回全国展開・地方Mini Workshopに向けて新たな課題について検討したり、『技術基準(省令)』を遵守するための判断基準となる『技術指針』の作成が進行しました。

(b)中村浩二・短期専門家(さいたま市水道局:水質)、浦田賢さん(横浜市水道局:チャレンジ事業)着任

1月6日にさいたま市水道局より水質分野で活躍していただく中村浩二・短期専門家が着任しました。3ヶ月間の任期中、首都ビエンチャン、ルアンパバーン県、カムアン県の3パイロット水道公社を巡回しながら、全国水質検査体制計画の整備に向けて水質管理を担当する行政および水道公社職員と協議を通じて指導を行います。また、1月18日には横浜市水道局より同局の「海外現地業務チャレンジ事業」として浦田賢さんがラオスに到着しました。「海外現地業務チャレンジ事業」は国際人材育成を目的に、横浜市水道局の若手職員が現地業務に従事するトレーナー職員(鈴木・短期専門家)に随行し国際協力の業務にチャレンジする事業です。2週間という短い期間ですが、将来の国際業務へのキャリアに向けて大きな一歩となります。

MaWaSU2を実施・支援する技術協力専門家は日本の水道事業体から多く派遣されています。JICAは埼玉県、さいたま市、横浜市、川崎市と連携協定を締結しており、チーフアドバイザーの園田圭佑さんはさいたま市水道局から、サブチーフアドバイザー/水道技術の升潟大介さんは川崎市上下水道局から長期専門家として赴任しています。

【画像】a-1 第11回STT&第9回SC集合写真

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b-1 第11回STT&第9回SCで質問に答える中村浩二・短期専門家(中央奥)

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b-2 ラオスの水道メーターの現状を検証する浦田賢さん(海外現地業務チャレンジ事業)