36.Weeklyハイライト

2020年3月2日

2020年2月3日~2月14日

(a)第2回MaWaSU2本邦研修「水道協会の役割と活動」実施

MaWaSU2プロジェクトでは1年に1~2回プロジェクトのカウンターパートを日本に招聘し研修を実施しています。2019年8月17日~24日に第1回目として実施された「水道行政のあり方/水道セクターの役割分担」研修に引き続き、第2回目として「水道協会の役割と活動」研修が2020年2月3日~11日に実施されました。ラオス水道協会の設立を目前に、協会中心メンバーが日本水道協会において組織運営や活動実施についての取り組みを学びました。最終日には、研修報告として設立後のラオス水道協会・事業計画(案)を発表しました。ラオス水道協会は、各県水道公社独自に実施するより包括的に取り組んだ方が効果的、効率的な活動を取りまとめる役割として大きな期待が寄せられています。

(b)JICAインターン・関瑛理子さん到着

2月5日にJICAインターンとして東京大学大学院より関瑛理子さんがMaWaSU2に合流されました。大学院で工学系研究科都市工学専攻(衛生工学)に所属されている関さんは、ラオスの水質分野を中心にMaWaSU2活動の取り組みを学ぶとともに、ラオスで行っている他分野のJICAプロジェクトを訪問するなど、約40日の間にJICA事業を幅広く学びます。

(C)第8回Project to Project Meeting出席

東南アジア各国で実施されているJICAプロジェクトの関係者が集まり情報交換を行うプロジェクト間会議(P2P:Project to Project)の第8回会議が2月11、12日にカンボジアの首都プノンペンで開催されました。今回の参加国はラオス、カンボジア、ミャンマーです。ラオス代表としてMaWaSU2から今回の議題である水道分野の組織体系・規制およびデータ管理に適した公共事業運輸省・水道局の行政職員DWSの4名が参加しました。P2P会議は2012年から開始され、ラオスではこれまで第3回(2013年)、第4回(2014年)、第5回(2016年)、第7回(2017年)と、合計4回ホスト国として参加したことがあります。

【画像】a-1 第2回本邦研修 研修参加者(前列6名)と研修支援関係者

【画像】b-1 JICAインターン関瑛理子さんの紹介

【画像】c-1 第8回P2P会議 カンボジア工業・手工芸省OUM Sotha長官(右から4人目)とラオス参加者