38.Weeklyハイライト

2020年4月17日

2020年3月2日~3月14日

(a)パイロットプロジェクト(Output2):サラワン県でスタート

サラワン県のパイロットプロジェクト(既存給水区域拡張事業)で使用される資材(管・付属品と砂、砂利など)が3月4日に納品されました。納品に先立ち、PPEC(Pilot Project Evaluation Committee)および施工監理支援スタッフ(注)からパイロットプロジェクト工事完了報告書に必要な書類や日々記録を付ける書類について説明がありました。パイロットプロジェクト開始に合わせてサラワン県水道公社は工事工程表の更新を行いました。2020年6月頃の工事完了を目指して工事が進められます。

(注)施工監理支援はMaWaSU2のパイロット水道公社が担います。今回は南部のパイロットプロジェクトのため、カムアン県水道公社が担当です。

(b)第15回STT&第10回SCをカムアンにて開催(Output3、Output4)

3月11日、12日の2日間にわたり、成果3「水道事業に必要な技術基準が作成される」に向けての技術指針タスクチーム(STT)および、成果4「水道公社の水道事業に関する計画実施能力が強化される」に関する分科会(SC)会合をカムアン県で開催しました。今回、Ms. Sililad DWS副局長およびJICAラオス事務所から新たにMaWaSU2担当になった松井所員がSTT&SCに初めて参加しました。

(c)JICAインターン・関瑛理子さん帰国

2月5日からJICAインターンとして東京大学大学院よりMaWaSU2に合流されていた関瑛理子さんが、3月14日にインターン期間を終了して日本に帰国されました。関さんは約40日間のインターン期間においてProject to Project会議(36.Weeklyハイライト(2020年2月3日~2月14日参照)に出席したほか、首都ビエンチャンやルアンパバーン県水道公社でのOJT活動への同行や、カムアン県での第15回STT&第10回SC(上記(b)参照)に出席しました。また、MaWaSU2以外にもビエンチャン県での廃棄物処理やナムグム第一水力発電所拡張事業を訪問するなど、多角的にJICA事業の現場を視察する機会を得ることができました。

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a-1 サラワン県でのパイロットプロジェクト 資材検品の様子

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a-2 サラワン県水道公社でデザインされた安全工事看板

【画像】b-1 第15回STT&第10回SC会合 集合写真

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c-1 ルアンパバーン県水道公社で水質担当職員に質問する関さん(右)