41.コロナ影響下でのプロジェクト活動・進捗2

2020年10月23日

新型コロナウイルス感染症は引き続き世界中で社会的および経済的な影響を与えています。MaWaSU2専門家も4月6日のラオス航空臨時便で日本に帰国していましたが、ラオスでの市中感染が4月12日以降報告されていないこともあり、9月より段階的にラオスに再赴任をしています。

9月13日にラオスに再赴任した木下・業務調整を皮切りに、9月27日に園田・チーフアドバイザーがラオスに再赴任しました。14日間のホテル隔離期間を経て順次プロジェクト活動に復帰しています。

ラオスでは市中感染が抑制されているものの、政府は引き続き厳しい措置を施しており、特に海外との一般往来の制限は継続されています。とはいえ、国内の一般住民のレベルではマスクをしない人がほとんどで安心した生活を送っているように見受けられます。

MaWaSU2専門家が復帰した後、最初の活動は10月15日「世界手洗いの日」に合わせたカムアン県での水道教室・手洗いキャンペーン連携の実施でした。「世界手洗いの日」はJICAが各国で促進する活動で、MaWaSU2では水道教室と連携しました。JICAが促進する手洗いキャンペーンに水道教室がスムーズに連携できたのは2014年から継続されている活動の賜物です。

以後、プロジェクト責任機関であるDWS(公共事業運輸省・水道局)へ再赴任の報告とプロジェクト活動の現状・計画を報告しMaWaSU2はコロナ影響下の再スタートを切ります。

【画像】

恒例の浄水過程の実践説明は毎回子どもたちの興味を引き付けます

【画像】

手洗い後のハイタッチ

【画像】

大勢の子どもたちが水道教室を楽しみました

【画像】

この写真は地元メディアビエンチャンタイムス(英字)、ビエンチャンマイ(ラオス語)新聞に掲載されました