“モノづくり精神”の現地化に向けた活動

2020年1月22日

JICA各専門家は教育カリキュラムを技術移転する中で、それぞれが“日本流のモノづくり精神”について折に触れ、規律や安全行動さらには学習習慣の大切さを教えてきました。

JICAは自動車産業コースにおいて、この“モノづくり精神”を“メキシコ流のモノづくり精神”として発展できるようCONALEPと共に取り組んでいます。

第1段階として2019年10月10日にモデル校4校の校長を集めJICA専門家との間で認識合わせの会合を持ちました

この会合の中で各校長から、日本文化である“モノづくり精神”を自動車産業コースのみならず全コースの生徒に対して教育し、生徒を精神的に大きく成長させたいとの熱い思いをいただきましたました。

これを受けてJICA専門家からは、“モノづくり精神”の教育を持続的な活動にすべく、メキシコ人の特徴を活かした“モノづくり精神”を考え、教育に取り入れるべきとのアドバイスがありました。

第2段階として各校長は課題を持ち帰り、2020年2月までにマスターコア教員と共に各校の「生徒の指導方針」を作成します。第3段階では、同年2月にJICA専門家支援のもと各校校長とマスターコア教員を集め各校の活動ルール作りを行う予定です。

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