第1回目JCC開催

プロジェクト開始後はじめてとなるJCC(Joint Coordinating Committee)を開催しました。今回のJCCの主な目的はプロジェクトの基本文書であるPDM(Project Design Matrix)の内容変更について承認を得ることでした。本プロジェクトはPDMに関し2段階方式が採用されています。これは暫定的なPDMをもとにプロジェクトを開始、その後実際の活動を行いながらPDMをより現状にあった内容に改定するという方式です。この間、保健スポーツ省の組織改編、主要なカウンターパートの交代、更に医療従事者の卒後研修制度の見直しなどがあり、改定作業には予想以上の時間がかかりました。しかしながら今回JCCにてPDM改定案が正式に承認されたことはプロジェクトにとって大きな前進といえます。

またJCCではカウンターパート機関である保健開発センターがプロジェクトの進捗状況を報告し、JICAプロジェクトからPDM(Project Design Matrix)の主な変更点やその経緯、2016年度の活動計画について説明をしました。保健スポーツ省、保健開発センター以外にもモンゴル医科大学、第3次レベル病院、ウランバートル市保健局、WHOと様々な機関から参加者があり、活動計画に対する具体的な質問や、今後実施される活動への期待が述べられました。