TV会議システムを使ったインフルエンザ対策の講義

2016年12月1日

プロジェクトのカウンターパート機関である保健開発センター(Center for Health Development:CHD)には各地方都市の中心病院を繋ぐTV会議システムが導入されています。モンゴルの広大な国土に21の地方都市が点在していますが首都ウランバートルまでの移動は大変なことです。極寒の冬は陸路の移動制限もあり更に困難になります。モンゴルでは遠隔地を結ぶTV会議システムはまさに有効的なコミュニケーションツールと言えます。

今回、モンゴル保健省から感染症を専門とする小原チーフアドバイザーにインフルエンザ対策の講義を行ってほしいという依頼がありました。そこでこの講義を各地方都市の医師も受講できるようにCHDのTV会議システムを使うことにしました。
映像や音声の質もよく、最後の質疑応答も問題なく行うことができ、参加者の満足度もたいへん高かったと思われます。
プロジェクトではTV会議システムを使った研修パッケージの開発を計画しており、今回はその実験的な試みにもなりました。

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小原チーフアドバイザー、TVカメラで講義

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小原チーフアドバイザー、TV会議映像

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参加者の写ったスクリーン