モンゴル人コンサルタントによる保健開発センターの業務評価が実施されました!

2017年12月26日

2017年12月18日より約1週間かけて、モンゴル人ビジネスコンサルタントのAltankhuyag先生により、保健開発センターの業務状況が評価されました。

本プロジェクトの成果の一つに、保健開発センターの能力強化が挙げられています。この「能力とは何か」について、多くの方々と協議して再定義し、この度、保健開発センターの業務改善に取り組むことになりました。その第一歩として、スタッフの業務状況の評価が実施されました。

Altankhuyag先生は、この道15年のベテランですが、元々はJICAプロジェクトの一環で育成されたビジネスコンサルタントです。今回は、1週間以上連日保健開発センターに通い、70人近いスタッフからwork samplingを行い、業務改善に向けた質問票を集計し、さらに部長から若手まで、6人のスタッフから個別に面談もして下さいました(図1)。

保健開発センター内に責任者を配置し、これからセンター全体で業務改善に取り組むことを検討しています。JICAプロジェクトの人材育成の成果が、このような形で国の行政組織の能力強化にも貢献できることは、非常に喜ばしく、感謝なことです。プロジェクトも引き続き積極的に関わって行きたいと思います。

モンゴル国一次及び二次レベル医療従事者のための卒後研修強化プロジェクト
チーフアドバイザー 井上信明
業務調整員 野崎 保

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図1.スタッフの面談をするAltankhuyag先生