モンゴルの人たちによる、モンゴルの人たちのためのPBLS研修が実施されました!

2018年1月7日

2018年1月7日、昨年末に引き続き、ウランバートル(UB)にてモンゴル人インストラクターによるPBLS(小児一次救命処置)研修が実施されました。

今回は、保健開発センターの担当者に、全てコースの準備をしてもらいました。これまでプロジェクトのスタッフが、講義資料の準備や参加者リストの作成、当日の資料配布や回収、資機材の準備など手伝ってきましたが、今回はこれら全てを担当者に事前に指導し、実施してもらいました。

今回も、週末にもかかわらず合計38名が研修に参加しました。会場の準備や片付けは参加者たちも積極的に関わってくれ、研修の準備、実施、運営など、全て自分たちで自分たちの研修を実施することができました。また研修内容に対する参加者たちの満足度は4.8(5点満点)で、いつもと変わらない高い評価を得ることができました。

研修の実施主体はあくまでもモンゴルの方達です。プロジェクトでは同様の研修パッケージをこの他にも作成していますが、研修に対するオーナーシップを醸成していくために、引き続き準備も含めた研修運営について、技術指導を続けていきたいと思います。

モンゴル国一次及び二次レベル医療従事者のための卒後研修強化プロジェクト
チーフアドバイザー 井上信明

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モンゴル人インストラクターと参加者達と共に

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乳児への胸骨圧迫の実技チェック。受講者同士でfeedbackしています。