高度救命診療(Advanced Assessment and Life Support:AALS)研修が開催されました!

2018年1月15日

2018年最初のAALS研修が1月12日に開催されました。

この研修は、救急初期診療の標準化を企図したものです。今回は、研修の事前準備、当日の運営や研修実施、そして終了後の片付けまで、すべてモンゴルの関係者により実施されました。過去にも受講者の選出、日程調整や当日の研修運営を、保健開発センター(CHD)の担当者と研修ファシリテーターで実施したことはありますが、プロジェクトが資料や資機材の準備を手伝っていました。しかし、今回は研修前日の資料や資機材の準備(図1)、当日の会場の設定や後片付けまで、すべてCHDの担当者とファシリテーターが、プロジェクトが提供した作業工程表に従って行い、無事研修を実施することができました(図2)。

今後はモンゴルの関係者が、先週実施されたPBLS研修やAALS研修に限らず、プロジェクトが関与する全ての研修を運営できるような環境作りを目指していきます。

モンゴル国一次及び二次レベル医療従事者のための卒後研修強化プロジェクト
チーフアドバイザー 井上信明

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図1.研修前日に資機材や研修に使用するスライドを確認している様子

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図2.研修参加者、ファシリテーター(前列)、CHD担当者(前列右から2人目)