業務改善活動の計画が保健開発センター(CHD)の全職員と共有されました(続報)!

2018年2月21日

2018年2月21日、CHDの業務改善活動をリードするモンゴル人コンサルタントのAltankhuyag先生が、CHDで進める業務改善活動の今後の計画について、CHDの全職員へ説明されました。Altankhuyag先生は、JICAの支援を受けたモンゴル日本センターで実施された研修で、長年に渡り育成されてきたモンゴルの業務改善のエキスパートです。

Altankhuyag先生とCHDで業務改善活動を推進する総務部の担当者は、CHDの日常業務の状況を把握するために、昨年の12月にプレ調査を実施しました。その結果、CHDの業務プロセスを改善する必要性が確認されました。この評価内容は、CHDのセンター長とも共有され、的確な評価に対し、センター長から高い関心が寄せられました。そこで、センター長の命を受け、Altankhuyag先生は今後本格的な調査・分析を行い、CHDの業務改善に効果的な取り組みを特定していくことになりました。併せて、CHD職員から構成される業務改善チームを結成し、2018年末にかけて、CHD全体で業務改善を推し進めていく計画を立てました。今回の説明会では、CHD全職員に対し、この計画が紹介されました。

プロジェクトは、モンゴルにおける医療人材育成を支援する活動をしています。モンゴルにおける医療人材育成の実施機関であるCHDの業務実施能力の向上は、CHDのよりクリエイティブな活動につながると期待しています。CHD内に結成された業務改善チームによる活動の様子は、今後もプロジェクトニュースで紹介していきます。

モンゴル国一次及び二次レベル医療従事者のための卒後研修強化プロジェクト
チーフアドバイザー 井上信明
業務調整員 野崎 保

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コンサルタントのAltankhuyag先生(右奥)による業務改善活動説明会