新しいプロジェクトスタッフを紹介します!

2018年4月5日

プロジェクトでは、モデル県(オルホン県)における卒後研修システムの強化を成果の一つに掲げて支援活動を進めていますが、より効果的な活動を地方で展開するためには、オルホン県の医療関係者と密に連携が取れるような体制が必要です。そこで、4月2日よりオルホン県地域診断治療センター(Reginal Diagnostic and Treatment Center, ”オルホンRDTC”)内にプロジェクトのサテライト事務所を開設し、オルホン在住のN. Enkhjargalさんが、プロジェクトスタッフの一員として勤務することになりました。

N. Enkhjargalさんは、モンゴル国立医科大学の伝統医療学部を卒業後、同大学の医学教育部で修士を修められ、その後日本の大学で神経生理学をテーマに博士号を取得されました。ご自身の経験や知識をプロジェクトで活用したいという真摯な姿勢がひしひしと伝わってきます。

来たる10月から、医師卒後研修がオルホンRDTCで開始される予定です。研修の実施が可能になるよう、プロジェクトスタッフが一丸となり、その準備を支援していきたいと考えています。

モンゴル国一次及び二次レベル医療従事者のための卒後研修強化プロジェクト
チーフアドバイザー 井上信明
業務調整員 野崎 保

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左からMunkhbatさん、Tumendemberelさん、Tsengunmaaさん、新スタッフのEnkhjargalさん