野崎調整員にモンゴル保健省から名誉賞が授与されました

2019年7月4日

7月4日、モンゴル保健省でByambasuren副大臣から、2年間の任期を終えて7月に帰任するプロジェクトの野崎調整員に対し、名誉賞が授与されました。この名誉賞は、モンゴル国内の保健医療分野に著しく貢献した外国人に贈られるもので、プロジェクトでは2017年6月に前任の小原チーフアドバイザー、野田調整員に授与されて以来になります(プロジェクトニュース2017年6月13日参照)。

「プロジェクトは、総合診療研修で使用される標準カリキュラムの開発やモンゴル初となる総合診療研修の開始など、この2年間で大きく進歩しました。そのプロジェクトを支え、貢献された野崎調整員に、モンゴル国を代表し名誉賞を授与します。」とByambasuren副大臣のコメントがありました(写真1、2)。

「2年間、モンゴルの方達に助けられ無事活動期間を終えることができました。皆様の協力に心から感謝します。プロジェクトはまだもう少し続きますが、成功裏に終わることを期待しています。」と野崎調整員から返礼の挨拶がありました。

プロジェクトが大きく成果を上げることができたのは、活動資金の管理やスタッフの業務監理だけでなく、セミナー時の会場や研修で利用する資機材や資料の準備、また食事の手配など、様々な活動を支える調整員の活躍があったからです。残されたプロジェクトの活動期間はわずかになりましたが、野崎調整員が築いたモンゴルの方達との協力関係をさらに強固なものにし、確実な成果を残していくことができるよう尽力したいと思います。

モンゴル国一次及び二次レベル医療従事者のための卒後研修強化プロジェクト
チーフアドバイザー 井上信明

【画像】

写真1. Byambasuren副大臣から賞を受ける野崎調整員

【画像】

写真2. 授賞式後、カウンターパートたちと