年金数理短期専門家・佐藤専門家による年金数理研修が行われました。

2017年9月19日

9月4日〜15日の2週間にわたり、国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部第一室長である佐藤格(いたる)短期専門家による年金数理実習が行われました。昨年12月、今年2月に続き、年金数理研修は3度目の開催となります。今回はモンゴル労働・社会保障省、医療・社会保険庁のみならず、社会保険国民評議会、国立労働・社会保障・人口問題研究所、国家統計局の職員が参加しました。同研修の目的は、モンゴルの公務員に、年金制度を科学的な方法かつ長期的な観点から立案する能力を身に着けてもらうことです。
研修参加者は、経済統計を用いて経済動向を分析するほか、人口や経済データを用いて、保険料率や加入率の変化により、将来の年金財政がどのようになるのか、そのためにどのような政策が必要となるのか、短期専門家と一緒に考え、議論をしました。

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研修参加者にアドバイスをする佐藤短期専門家

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研修終了時の集合写真

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研修参加者の質問に答える佐藤専門家

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講義を行う佐藤短期専門家