菅谷短期専門家(接遇向上手法)による、社会保険庁での接遇マニュアル作成指導および接遇研修が行われました

2018年10月26日

10月15日~19日は、社会保険庁において、接遇マニュアル作成を中心に行いました。まずは理想的な「接遇マニュアルとはどのようなものか?」について、研修参加者はグループに分かれて検討しました。その後、菅谷短期専門家のアドバイスをもらいながら、職員たちはマニュアルにどのような内容を載せるか決定し、作成に取り組みました。マニュアル作成において参考となる様々な情報を、事前に下調べをしてから参加した職員もいるなど、参加職員は積極的に取り組んでいました。

19日には、各グループにて作成中の接遇マニュアルの中間発表を行いました。マニュアル作成はまだ始まったばかりです。今回の研修終了後も、職員たちが自主的に作成を進め、良いマニュアルを完成させるため、支援をしていきたいと思います。

また、10月22日~24日にかけてウランバートル市ナライハ区、バヤンズルフ区、スフバートル区社会保険事務所にて職員を対象に、接遇研修を実施しました。

今回は、「ホスピタリティとはなにか?」について再確認をしたうえで、対高齢者や激高者といった個別対応について学びました。特に、対高齢者への接遇については、「高齢者疑似体験キット」を着用し、階段の上り下りや椅子への着席を体験してしました。高齢者は視覚・聴覚・肢体等、様々な能力が衰えるため充分に配慮する必要があることを学びました。この疑似体験では、特に受講生が高い関心を持ち、高齢者をどのように誘導すべきであるか実体験から理解することができました。

【画像】

マニュアル作成の様子

【画像】

マニュアル作成中間発表の様子

【画像】

マニュアル作成の様子

【画像】

高齢者疑似体験の様子

【画像】

高齢者疑似体験について説明する講師

【画像】

接遇研修グループワークの様子