モンゴルにおける医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクトを開始しました

2021年1月27日

2021年1月より、これまでの医師を中心とした卒後研修のプロジェクトに、看護人材育成も加え、さらに医師の研修の全国展開も視野に入れた新規プロジェクトが開始されました。

まずはプロジェクトのメンバーをご紹介します。

チンバト・オユンエルデネさん

医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクトのプロジェクトアシスタントとして働くことになりましたチンバト・オユンエルデネと申します。

私は、モンゴルで高校を卒業してから、日本の文部科学省奨学金をいただいて日本に留学し、一橋大学の商学部で4年間勉強しました。その後北海道大学の大学院に進学して経営学修士となりました。モンゴルに帰国してからは、モンゴルで日本式の病院を立ち上げるプロジェクトに携わり、医療用語や概念等を覚えました。そして2019年末から、現プロジェクトのフェーズ1に1年間働く機会をいただき、続けてフェーズ2でも勤務させていただくことになり、嬉しく思っております。

今までの経験や学んだことを活かし、皆様と一丸となって一生懸命に努力していきたいと思っております。よろしくお願い致します。

ジャルガル・エレデネオチルさん

2021年1月から卒後研修プログラムのアシスタントとして働くことになったジャルガル・エレデネオチルと申します。

私は2011年に日本へ朝日新聞奨学生として留学し、その後流通経済大学へ進学しました。大学卒業後、NTTドコモに正職員として就職しました。業務として、窓口での顧客対応、企業への通信費に対する見直しなどを案内するなかで、お客様のニーズに応えることや職場の仲間とチームで働く大切さを学びました。その後帰国し2018年から2020年12月まで在モンゴル日本大使館で外部委職員として、草の根・人間の安全保障無償資金協力案件を担当しました。そして仕事を通じ、日本とモンゴルをつなぐ仕事にやりがいを感じるようになりました。

これまでの経験、得た専門知識を生かし、全力で仕事に取り組んで行きたいと思います。是非宜しくお願いします。

大熊浩 業務調整専門家

「一次及び二次レベル医療施設従事者のための卒後研修強化プロジェクト」から引き続いて業務調整専門家をさせて頂きます大熊浩と申します。世界的な新型コロナウィルス感染症拡大が続く中、これからのプロジェクト活動の実施において、いろいろな困難に遭遇するかも知れませんが、日本側、モンゴル側、関係者皆さまと力を合わせて進んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

井上信明 チーフアドバイザー

モンゴルの地域医療に貢献する医療人材育成に、引き続き関わることになりました井上信明と申します。これまでモンゴル国内外の方達に助けられ、先行プロジェクトでは無事モンゴルで初めてとなる地域での医師の臨床研修を開始することができました。これからのプロジェクトでは、医師の研修をモンゴル各地で実施できるようにすること、また新たに看護職の研修にも取り組むことを目指しています。引き続き皆様のご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。