プロジェクトチームに新しいメンバーが加わりました

2021年7月22日

5月14日付けプロジェクトニュースで、4月13日に馬場新チーフアドバイザーと池本専門家が着任されたことをご報告させて頂きましましたが、先月新たに専門家1名が着任し、そしてまた今月、プロジェクトアシスタント1名がチームに加わりましたので皆さまにご紹介いたします。

菅原千賀子専門家
「医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクト」の看護専門家として着任いたしました菅原千賀子です。着任して間もなく1か月になろうとしていますが、毎日があわただしく過ぎていくのを感じています。数日前にはモンゴル国内のCOVID-19の感染者増加の影響から、COVID-19対応を担う看護職らによる待遇改善のデモに直面しました。モンゴル国において、COVID-19が医療者に与える影響の大きさと、医療職の悲痛を目の当たりにしたように感じています。そして改めて、社会情勢や疾病構造が変化したとしても、変わらず看護の心を持ち続けられる…そんな「看護職の拠り所となるような卒後研修プログラムをカウンターパートと共に構築していきたい。」という思いを新たに、日々取り組んでいきたいと思っています。

ビンデリヤ・プロジェクトアシスタント
「医師及び看護師の卒後研修強化プロジェクト」に7月19日からプロジェクトアシスタントとして働くことになったビンデリヤと申します。中学生の時から日本語を勉強し始め、日本の星城大学の経営学科を卒業しました。日本の文化や日本人の仕事に対する熱心さにいつも憧れています。以前、JICAモンゴル事務所で1年1か月の勤務経験があり、今回、本プロジェクトメンバーになり、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。モンゴル全国民の健康に繋がる大事なプロジェクトなので、プロジェクト目的に向かって一生懸命頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

モンゴルは未だCOVID-19の警戒態勢下にありますが、そのような中でも、プロジェクトは確実に歩みを進めています。それらの具体的活動については、このプロジェクトニュースの場をお借りしながら、また皆さまにご報告させて頂きますので、引き続きよろしくお願いいたします。

医師と看護師の卒後研修強化プロジェクト
チーム一同

【画像】

プロジェクトの配属先、保健開発センター入口にて。菅原専門家(右)とビンデリヤさん